【赤】は地に足のついた現実主義であるので、現社会で求められる能力が高い。

【赤】のオーラを所有者は、野心を燃やしている。一見、サバサバしている人も多いが、それは【赤】には個人主義者が多く、自分は自分、他人は他人という意識が根付いているからだろう。ドライに見えて自分の成し遂げたいことに関して大きな熱を持っているのが特徴だ。戦略家でもあり、司令を出していくリーダー型も多い。

結果を出す力が強いため、チームを作るときは【赤】を持つ者を入れると良い。リーダーが【赤】を持っていない場合は、参謀役に【赤】を入れて、自由に発言させると良いだろう。

隣が【紫】と【橙】。【紫】は直感に優れるが、【赤】も同様に優れる。この二色の違いは、【紫】は結果を出すこと、実現すること、お金を稼ぐことに関心がないため、閃いて言葉にすることはあっても、自分が率先して動く、ということは稀だ。

一方【赤】の場合、閃いたことを実現するために、直感を実現可能なレベルまで抽象度を落とすことで、実際に行動を移することになる。

地に足のついた現実主義であるので、現社会で求められる能力が高い。有能と評価されることも多いだろう。

【橙】との違いは温度感である。【橙】は陽だまりのような温かさを持つため、【橙】の元には人が集まるが、【赤】は暑すぎるため、周りが何歩も引いてしまったり、【赤】が浮いてしまう。これは【赤】には浮く、飛び出すという性質があるため、この特徴は美点として捉えて活かすと良い。

【赤】にも明度や濃淡がある。朱色に近いオーラの特性は【橙】の要素が加わりマイルドになる。

【赤】を持つ者の中には、燃え尽き症候群のような無気力の者も中にはいるらしい。

【赤】オーラの持ち主は内に秘める熱(モチベーション)を保つことを心がけること。そして自らの炎を消火させてしまう人間からは遠ざかることも必要だ。