オーラの強弱関係

オーラの円環には強弱の関係がある。

【赤】は個人主義者が多いが、一人が好きということではない。周囲から浮いてしまうので、結果として個人主義となってしまう。というのも、【赤】の熱についてこれる人間がいないからだ。だから経営者やリーダーに多い。【赤】のリーダーシップはワンマン的であり、だからこそ【橙】の人気に憧れる。周りから理解されていて羨ましいと感じてしまう。

行動力があって具現化する力に長けている【赤】から見ると、【紫】は達観しているが、何も成し遂げていないではないかと思ってしまう。

【橙】は人間が集まるオーラであるため、人間関係に恵まれる。周囲から浮きがちな【赤】に対しては「もっとみんなの話を聞いて、足並みを揃えたらいいのに」と感じる。これは【赤】には明確なやりたいことがあって、それを成し遂げることに人生の意味があるが、【橙】の場合は、強くやりたいことがあるわけではなく、みんなとやることに意味があると考えているからだ。

たくさんの人間に囲まれる【橙】は、【黄】の自由な感じや創造性に惹かれる。【橙】には追求性や根性があるので、技を磨いたり研究を重ねることはできるが、【黄】のようなオリジナリティを意味するオーラではないからだ。また、人間関係のしがらみを感じさせない飄々とした動きも、憧れるのだろう。

【黄】は自由が好きなため、たくさんの人に囲まれる【橙】に対しては、やはり息苦しさを感じてしまう。【黄】には子供の色でもあるため、大人に対する漠然とした憧れがある。【緑】は中立であることを重んじ、自分の意思よりもみんなの声を大事にするところを「自分には真似ができない」として、憧れる傾向にある。

【緑】は、自由気質の【黄】をみんなと合わせてほしいと思う。優しい【緑】は、【青】の知性に憧れる。【青】も優しいと言われるオーラであるが本質が異なる。緑の優しさは共感する力、相手の痛みを自分のことのように感じる力が根底にあるが、一方の青は問題解決能力や分析力がある。緑は、青のアドバイスする能力がすごいと感じる。

【青】は優しさではなく誠実さ。誰に対しても優しいのは【緑】だが、【青】は自分が認めた者や納得した者ではないと自身の力を行使することはあまりない。優しいだけでは人は救えないというのが【緑】に対して思うところだ。

【青】は頭の回転が早く聡いが、【紫】の直感があるわけではない。同じ答えに行き着いたとしても、【青】は論理によって、【紫】は直感によって答えを導き出す。この【紫】の資質を【青】は憧れる。

直感の【紫】は【青】を理屈っぽく感じてしまう。閃きは抽象度が高かったり、悟り系に近いものだったりするため、なかなか具体化するための行動が取れないため、【赤】の行動力を尊敬する。