自分自身を知る方法として、Rusicでは「オーラの色・魂格・価値観（カテゴリー）」を知ることが良いと考えている。
では自分自身を知った上で、どう活かしていくか。この世界を自由自在に生きていくには、まず自身のキャラメイキングが必要だ。人々から愛されるキャラクターになることで、「あなたから買う理由」「あなたを応援する理由」「あなたと同じ時間を過ごす理由」をつくり、人間関係が豊かになり生きやすくなっていく。
モノやサービスが溢れた社会では、自分が打ち出しているものは、ほぼすでに他人も同じものを売っている。そうなってくると、欲しいから買うだけではなく、あなたを応援したいという気持ちが相手に沸かないと購入することはない。キャラクター（≒魅力）がなれば単純な価格競争になってしまうのだ。
「Amazonのほうが安いけれど、地元の家電屋さんがいい人だからここで買う。売上に貢献してあげたい」といった血の通った交流を起こすには、キャラクターを立たせることが大切になる。
では、どんなキャラクターで、コミュニティ（会社・地域社会・サイバー空間）に所属するのかよいのか。
今回は魂の価値観を使った生き方の応用編。得をする生き方の話だ。
人から愛されるキャラクターをつくる方法、魅力を最大化する公式がある。
キャラクター（≒魅力）＝公人意識＋受け入れられる欠点
〇〇を救いたい。〇〇で困ってる人をなんとかしたい。こういった世の中を具体的によりよくしていきたいという意識が公人意識だ。この公人意識と受け入れられる欠点を同時に持つことで、ギャップとなり、魅力になり、人から愛される人物になることができる。
公人意識だけでは、いい人なだけでどこか退屈な人になってしまう。完璧さは魅力を損なってしまうのだ。逆に欠点だけだとそもそも人から応援されない。しかしこの二つを併せ持つと、その人だけの魅力が最大限まで引き出される。
公人意識と欠点は、ともに魂の価値観（カテゴリー）から類推、言語化することができる。欠点を自分で言ったり、見栄え良くデコレーションしたりする必要はない。私は〇〇だから、と自分で欠点を打ち出すとそれは露悪的になってしまうし、欠点を見栄え良く見せようとすると逆に魅力が半減してしまうからだ。欠点は取り繕うことはできないので、自分の中でなんとなく自覚していればよい。
だたし、人から受け入れられない欠点は周りから引かれるだけで魅力としては使えないため、度が過ぎる欠点はどうにかして直したほうが得である。
公人意識は自分で育てる必要がある。言葉にして胸の中で常に意識しておくことが大切だが、胸の内に秘めるだけではキャラクターにならない。キャラクターは人に、自分の型を知ってもらうためにある。自分の魅力を最大にすることで、たくさんの人から愛され応援される自分になる。これが令和の生き残り戦略になる。
こうした生き方の必要性を感じない者もいるだろうが、おそらく今後１０年くらいで、公人意識を持つほうが生きやすくなるということが実感できる世の中になっていくのではないだろうかと推測している。公人意識の差が、豊かさの格差となっていく世の中だ。ここ数年でSDGsの概念が広く認知されていったのも偶然ではないだろう。
どのようにキャラメイクするかだが、魂の価値観を知ることで、同じような価値観の人を幸せするために生きると決めるのも良いだろう。価値観の解釈を広げ、公人意識を育てていくと、自分を今世でやるべきことが道として見えてくるので、迷いがなくなっていく。
魂の価値観から、キャラクター（人格）を作り、オーラで強みを生かし、世の中を良くしていくことで魂格を上げていく。豊かになっていきたい、自分自身の中に芯がほしい、生き方に筋を立てていきたいという方はぜひ実践してみると良いだろう。
