使命を知ると運命に縛られる?自由に生きるコツ

自分の生まれた理由(使命)を知ってしまったら、その理由に縛られてしまうのではないか。と感じる方もいるでしょう。

そうではありません。むしろ自由になれる。

大多数が描く幸せの像が、自分に等身大のピッタリな幸せではないということに気づくことができて、他の人とは違う道を選択できます。みんなが持っているものを、自分が手に入れても幸せかどうかは手に入れるまでは分かりません。

だからといって闇雲に求めることはおすすめしない。

大事だと思うものが増えることは、それだけ手放せないものが増えるということで、自分の成長が鈍化する場合がほとんどだからです。僕らは変わっていくから、当然必要なものが変わるのです。

状況や心境が変わったとき、手放せないものに溢れていると、今必要なものが手に入らなくなります。

両手が塞がっていては、なにも掴むことができません。

大切なものに囲まれるからこそ、身動きできなくて辛い。幸せなんだけど、不幸みたいな。きっと感謝を以て手放せるかどうかという学びのために、経験をされているのでしょう。

自由になるには、一生変わらないこと・揺るがないことを知ることです。

僕らにとって変わらないこと(仮定ですが)は、僕らは魂を磨くために生まれてきたことと、使命を持っていることです。

何が正解だとかは知る由はありませんが、この仮定が崩れることはないというか、この前提は誰にとっても有益だろうと思います。この仮定で生きることができれば、苦しみや痛みは成長の糧となるので、素直に痛みを歓迎できます。孤独は孤高となり、魅力的に生きることができます。それぞれが自分自身を律するので、不条理な争いが生まれません。そして、同じ方向性で生きるため、そこで魂の繋がりが生まれます。

数学的にいえば、使命や生まれた場所などは「定数」、それ以外のものは「変数」です。定数とは宿命ですね。

(もしかすると使命を達成することで使命が変わることはあるかもしれません。そのあたりは今度利恵さんに聞いておきますね。定数が変わると新たな人生を歩める=戦略が変わるのでこれも面白い)

使命とは、個性とは、環境とは、配れらた手札のようなものです。

ある結果を得たいと思ったら、まずは自分の持っている手札を知ることです。

使命を応用して、得たい状況や世界を創ればいい。手札をどう生かすか、切り札はどのタイミングで使うか。

そこに自由がある。

自由に生きたいなら、まずは変わらないもの(使命)を知ること。それがあなたの個性だから、その個性をどう生かすかを楽しんで考え、楽しんで実行する。その上で足りないものは勉強したり、仲間を頼ると良い。

使命を知らないということは、ゲームのドラクエで魔王を倒すという目的を忘れて、カジノに勤しんでいるみたいなものです。でもそれも魂の計画のうちで、カジノで得ためっちゃ強い武器で魔王を倒すかもしれないので、この世界ってよくできています。

どんな経験も必要だから起きているということですね。何が言いたいのかというと、僕らは仮に使命を知らなくても、気づかぬうちに使命に向かって生きているものだよ!ということです。

でもこの記事に辿り着いたということは、君も使命を知って真っ直ぐ面白く生きたらどう?というサインを受け取っているのだと思います。