使命感と責任感の違いを今日はお話していきます。
使命感は燃えている感じ、責任感はなにか重苦しそうなイメージがありますかね。使命感に燃えていると言えますが、責任感に燃えるとは言いませんよね。責任は背負うものだからです。
使命感を持っている人は、責任感も同時に持つことになるか、責任感を伴って見えます。しかし逆に責任感を持っていても、使命感があるとは限りません。
また、責任感は社会の中で生きていく中で大事な価値観だと言われるでしょう。しかし、使命感が大事だという人は非常に少ないです。なぜなら、使命感を持って生きている人がほとんどいないからです。
使命?そんなもの持ったら自由がなくて、大変でしょうと思う人は、使命ではなく責任からくる重圧感を言っています。
使命について話す人は大事業家等、人知を超えたような結果を残している人に多いです。それだけ使命感は、問題を突破する力となります。
使命感があることで、異常な結果を出すことに繋がっていきます。
使命を見出すことができている人は、ほんの一部の人だけかもしれません。多くの方は、使命と言いつつ、自分にプレッシャーを与えて責任感になってしまってます。
責任感を使命感と対比しているのでどうしてもネガティブに表現するしかありませんが、もちろん責任感も、持たないよりは断然良いです。
また経営者から「使命を持て」「私の使命は〇〇です」のような宣言をさせてしまう企業もあるかと思います。無理に作った使命感、押し付けられた使命感は、責任感となるので注意が必要です。(とはいえ経営者からすれば、責任感を持ってほしいと思って行っていることなのでね)
そもそも使命とは生まれ持った時点で持っているもの、というのが僕の見解です。
それでは、使命感+責任感を持っている人と、責任感だけを持っている人のそれぞれの特徴を書いていきます。
使命感を持って仕事をしている人の特徴
・自主性が高く、誰かに指示されなくても動いてしまう。
・アイディアをよくひらめく。
・この仕事は自分以外に適切な人がいないと思っている
・自分はこの仕事をやるために生まれてきたと考えている
・その仕事のことをずっと考えてしまう。ゆえに引退は考えられない。
・応援者してくれる人が増えていく。
・大変そうだけど、充実感があって幸せそうにも見える。
・本人は大変だと思ってない。
・問題解決能力が高い。
・いきいきしてる。
・方向転換はあっても決して、諦めない。
・目的意識がある。
責任感だけを持っている人の特徴
・受動的で、指示を待つことが多い。
・苦しい。逃げ出したい。
・解放されることを望んでいる。
・仕事が果たされなかったときのペナルティが怖い。
・休みが楽しみ。
・大変で、辛そうに見える。
・真面目に頑張ってはくれている。
・本当はやりたくない。
・自分はそういう立場だからやらなければならない。
・お金を貰っている以上、やらなければならない。
・実は諦めやすい。
使命の見つけ方のヒント
使命は既に持っているという話を先ほどしました。
使命とは新たに作るのではなく、すでに持っていて気づくものです。また使命は自覚がなくともすでに間接的果たしていることが多いです。ただしそれですと受動的ですので、自分で使命を見出す作業が必要になります。
具体的には今している仕事や役割から、ワクワクする部分、生きがいを感じる部分を抽出しましょう。そして毎日を楽しく生きたいならば、抽出した成分を軸にしたワークスタイルにすると良いです。
使命を見出し、自分はこういった使命があるという感覚、これが使命感となります。